やめるかどうかは、『10万円』で決めろ。やめるかどうかは、『10万円』で決めろ。 今日の結論は 痛みを伴う先行投資をできないなら やめた方が良い。 です。 今日の話は 世界的に有名な靴の通販 『Zappos』の話です。 有名な人材採用の話ですが 私たちが何かを決断する時にも 参考になる話です。 Zapposは入社したばかりの 新入社員にこんな話をします。 1週間以内に この会社を辞めてくれたら 1000$あげます。 1000$っていうと 大体13万円ぐらいですね! 下手したら 1か月分の初任給の手取りぐらいですよね。 これだけ聞くと何故だろうか? 費用をかけて採用活動したのに その費用をかけて確保した人材を 流出させるようなことするなんて 企業からしたら痛みですよね。 ただ、ここが今日のポイント! 痛みに対して先行投資ができるか。 それが出来るから Zapposという会社は 成長してきました。 Zapposの考え方はこうです。 この誘惑で辞める人は 長い目で見た時に 会社に有用な人材ではない。 1000ドル渡すから辞めてくれ と伝えることで 良い人材が残って 会社が成長していく。 自分の成長の為に 痛みを伴わずに 先行投資をすれば 成長するよねって話です。 今でこそ普通ですが Amazonでは Amazonの直営店以外の お店からも 購入できますよね。 これって冷静に考えると 凄い仕組みじゃないですか? 例えば自分で書店をしていて 新品の商品の隣に 別の業者の安い商品を 置くのを認めているんです。 めちゃめちゃ痛みですよね? この仕組みを入れようとしたら Amazonの創業者のジェフベゾス以外の 幹部は猛反対したそうです。 本来うちで購入するお客さんを 取られてしまうと。 最終的に購入するのは 中古書店かもしれませんが 中古書店はAmazonの中にあるから お客さんはAmazonで買った。 という認識をして、 Amazonでモノを買うのを 習慣化して本以外も Amazonで購入するようになる。 創業者であるジェフ・ベゾスは こう考えたそうです。 まさにこも 痛みが伴う 先行投資ですよね。 今日のポイントは 痛みに先行投資できるかが 成長の分岐点。 あなたは、痛みが伴う先行投資していますか?? 今日のお話があなたのお役に立てれば幸いです。 |